あなたに届け。

日本にも、経済的な貧困等を理由にサッカーをしたくてもできない女の子たちがいます。
昨年「子どもサッカー新学期応援事業」の申請者のうち、女の子は10%だけでした。

2022年に同活動を実施するにあたり、ひとりでも多くの子どもに情報と申し込む勇気を届けるため、女子フットボール界に仲間の募集をしたところ、サッカー、フットサル、ビーチサッカーから国内外の選手17人が協力を申し出てくれました。

ひとりでも多くの子どもに情報と勇気を届けたい。
その気持ちで選手たちから贈るメッセージ。
47都道府県に届け。

*1月19日から毎日ひとりずつ公開していきます。

尾田緩奈 選手(Shoot Anilla)

「あなたはサッカーが好きですか?
サッカーが好きで、楽しい気持ちを絶対に忘れないでください。
サッカーを続けてれば、たくさんの人と出会えます。人生が豊かになります。言葉がわからない国でも、ボール1つあればお友達になれます。心が通じ合えます。
サッカーは素晴らしいです。
私たち選手が自信を持って言います。
フットボールを愛する人々の少しのアクションが集まれば大きな力となり、サッカーをすることが当たり前じゃない子どもたちの希望になると信じています」

福丸智子 選手(ヴィアマテラス宮崎)

「サッカーは私に仲間やフットボールファミリーとの出会いを与えてくれて、諦めない心や感謝の心、努力することの大切さや誰かのために頑張れることの幸せを教えてくれました。サッカーファミリーひとりひとりが手を取り合った時、沢山の笑顔や幸せを生み、次世代の子ども達が前を向いて全力で羽ばたいていけるそんな未来を作っていきたいです。サッカーは国籍・人種・性別・年齢・学歴などのあらゆるボーダーを取り除くことができ、誰もがボールひとつで繋がり大切な仲間に出会えるスポーツだと信じています。
少しでも多くの子ども達が夢や希望に向かって目を輝かし、夢の実現に向けてチャレンジ出来る環境を作っていけるように応援し続けます」

山本摩也(RCDエスパニョール)

「7歳から始めたサッカーは、私の人生に色々なきっかけを与えてくれています。人生と同じ様に良い事も悪い事もあります。サッカーで学べる事は凄く多いです。サッカーで出会える仲間は世界中にいます。サッカーをしているだけで、それだけで仲間です。私たちはサッカーを通じてみんなと仲間になりたいです。みんなの参加を楽しみに待っています!」

吉見夏稀 選手(KSPO)

「4歳から始めたサッカーは、人見知りであった私を少しずつ変えてくれました。
そして、人と関わることの大切さや楽しさを教えてくれました。
サッカーの素晴らしさを1人でも多くの人に知って欲しい。
私たち選手と共に、大きな夢や目標に向かって進んでいきましょう」

田中陽子 選手(Rayo Vallecano)

「サッカーは言葉が通じなくても、ボールひとつで世界中の人と繋がることのできる素敵なスポーツです。楽しいだけでなく、様々なことを経験して成長していくので人生で大切なものを見つけるチャンスも多くあります。
そんな貴重な機会を誰もが必ず与えられるべきです。
私はあなたと一緒に、大好きなサッカーを通して愛溢れる世界を創り上げていきたいです。純粋に楽しくサッカーをしたいと思っている子どもたちが必ずサッカーをする環境を持てるように、私たち選手が全力で応援します」

小林海青選手 (ノジマステラ神奈川相模原)

「人生って、いい事ばかりじゃない。苦しい事ばかりで嫌になる。それでも全部笑い飛ばせるのは、サッカーが繋げてくれた仲間がいるから。いい事も悪い事も一緒に泣いて笑ってくれる仲間が私の財産です。
私は1人じゃ何もできないけど、力を貸してくれる仲間のおかげでここにいる。
だから今度は私があなたの力になりたい。
誰だって一歩目は怖い。だからその一歩目を支えたい。
踏み出したあなたのその足が、いつか同じピッチで私とボールを蹴ってくれるその日まで仲間と一緒に待ってるよ」

石田みなみ選手(ノジマステラ神奈川相模原)

「サッカーは、全力を注ぐことの楽しさや喜びを教えてくれました。そして、かけがえのない多くの方々との出会いや繋がりを与えてくれました。それは、私を支えてくれている宝物です。今が全てだと思わないでください。私たちは、あなたの味方です。「サッカーがしたい」この気持ちを持った全てのこどもたちが笑顔でボールを蹴る日がくることを信じています。
サッカーと愛で世界を変えましょう」

藤尾きらら選手 (ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)

「5歳から始めたサッカーは、常に、笑顔にさせてくれる存在で色んな国の人達と繋がれるきっかけを与えてくれました。ボールさえあれば誰とでもサッカーが出来る。その中で考えたりアイデアを出したり話し合ってみたり笑い合ったり喜び合ったり。1人じゃないからこそ楽しいんだ!ってことを教えてくれました。サッカーって本当に笑顔にさせてくれる。そんな存在です。笑顔にしたい。素直に笑い合いたい。
サッカーを心から楽しみ、自然とボール1つで笑顔になれる世界を育てていきたい。
サッカーに惹かれて想いをよせる子どもたちが夢や目標に向かって進んでいけるよう私たちが応援し続けます!!!」

齊藤オリヴェイラ夏美選手 (東京ヴェルディプライアナBS )

「国も言葉も年齢も性別も関係ない。世界中どこでもボール1つさえあれば心を通わせることができる。
私はフットボールを通じて世界を学び、ボールが繋いでくれた縁で大切な家族ができました。
ボールを蹴る感触、仲間と喜びあい、時にぶつかり合うこと、そしてゴールの瞬間。フットボールの全てがだいすきです。
そんな瞬間を君と一緒に味わいたい。
あなたの”好き”を私達が全力で応援します」

臼杵深徳選手(バルドラール浦安ラス・ボニータス)

「成人してから始めたフットボール。幼少期はひとり親家庭で、いわゆる貧困家庭でした。常に兄と2人で過ごし、夜ご飯はウエハースチョコレートを半分に割って食べ、夜お腹が空いて起きた日もありました。そんな経験を経たからこそ、子どもの気持ちも親の気持ちもわかります。何かを理由に諦めて欲しくない。全てが平等ではないけれど、誰にでも挑戦する権利があることを信じています。そしてフットボールを通じて、勇気や希望を持てると信じています」

黒田茉耶選手(フウガドールすみだレディース)

「6歳からサッカー、21歳でフットサルを始めました。その中でそれぞれからボール1つでいろんな人と繋がれること、壁ができても仲間と手を取り合い乗り越えることでまた新しい感情に出会えることを教えてくれました。
私は少しでもやってみたいと思うあなたの背中をそっと押す役割をしたい、頑張れではなく頑張ろうと一緒に手を取りたい。女子サッカー、フットサルのプレー1つでチームをあなたを誰かの心をみんなが幸せと思える世界が作れる。選手に憧れ、夢に向かってる選手がその夢に一直線に進めるよう私たち選手全員は応援し続けます」

藤田実桜選手(立川府中アスレティックFCレディース)

「フットボールを通じてたくさんの人と出会い、楽しいことや苦しいこと、仲間と目標に向かって乗り越えていく喜びを知りました。仲間を大切にすること、目標に向かって努力すること、支え合うこと。これらの大切さを知り、フットボールが私の人生を豊かにしてくれました。
ひとりでも多くの子どもたちが自分のやりたいことを諦めることなく挑戦できる環境をつくりたい。そのためのキッカケになれたら嬉しいです」

千葉望愛選手 (C.D. Femarguín SPAR Gran Canaria)

「サッカーがしたい一心で早くからバイトをして社会を学び、そして世界との繋がりを作ってくれました。サッカーはボール1つあればでき、ボール1つで喜怒哀楽の感情が渦巻く。
サッカーを通して夢を見つけて、サッカー選手を夢見れるようになって欲しい。夢を口にしていたら必ず誰かが導いてくれる。それがもしかしたら私達かもしれない」

堂園彩乃選手(Real Unión T. S. C. Femenino)

「私は11歳のときにサッカーに出会い、男の子と15歳まで一緒にプレーしていました。女子サッカーがあるのを知ったのは14歳の時です。年齢、性別関係なくどんな環境でもボールが一つあれば楽しめるのがサッカーです。私はサッカーからたくさんの夢、仲間、経験を与えてもらいました。
サッカー選手が将来の夢や目標であり、一人でも多くの子供たちがその夢に向かって羽ばたけるよう、私たち選手が応援しています」

吉村碧選手(Cacereño Femenino)

「サッカーは私の人生に常に学びを与え続けています。ボールは言葉の壁を越え、感動や絆を生み出すことも知りました。泣き、笑い、苦しみ、喜び、悔しがる…。サッカーに出会ってなければこんなにたくさんの感情に出会うこともなかった。そんな日々の一瞬一瞬とそんな経験を共有した仲間は私の人生の宝物です。
転んだっていい、泣いたっていい、それでも前を向くあなたはかっこいい。サッカーを楽しむあなたの笑顔は何よりも眩しい。サッカーを通してあなたにとっての最高の宝物をみつけてほしい。私たち仲間があなたの夢を応援します」

寺脇鮎李 選手(Međimurje-Čakovec)

「サッカーは多くの人とのつながりを与えてくれました。
国籍、年齢関係なくボールひとつでたくさんの人と繋がり喜怒哀楽を共にすることができる仲間と出会いました。たくさんの喜怒哀楽を共にできる人と出会う事のできるサッカーに全力で取り組んで欲しいです。好きなサッカーを全力で楽しむために夢を諦めないために協力したい。1人でも多くの人が笑顔になり幸せになるように。サッカーを通してそれが実現できると信じています」

工藤麻未選手 (FCふじざくら山梨)

「サッカーは人生を切り拓いてくれる。サッカー選手になるつもりはなかったけど、好きではじめたサッカーが私の人生を切り拓いた。いつしか、サッカー選手を夢見て、私はサッカー選手になった。
好きは、何よりも大きなパワーを創り出してくれる。好きは、夢を実現させるパワーにもなる。
サッカーがしたい気持ちがあるなら開放しよう!たくさんの仲間が、サッカーをしたいあなたを待っている。
踏み出すには勇気がいる。無理はしなくていい。想いを開放しよう」